鬱病を発症した話「新社会人へ踏み出す編」

僕の鬱日記

「新社会人へ踏み出す編」

 このブログは、自分自身への誕生日プレゼントとして開設した、というのは以前からお話しさせてもらっている。なぜそこでブログなのかって疑問に思う人の方が多数ではないだろうか。

というのも、25歳から26歳で大きな苦難にぶち当たり、そんな自分が今思っていることや今までに経験したことを記録に残しておいたら、将来見返した時に、俺ってこんなこと思ってたんだ。なんて思えるかなぁ〜と…それが将来の誕生日プレゼントになったりしたらラッキーだと思ったのだ。

てな感じで、長々な前置きは後にして、今回の本題である、大きな苦難について話を戻す。

それは、25歳から26歳の間で鬱病を発症したということである。

今回は、そんな鬱病発症までの経緯について書いていく。

キラキラの社会人生活を目指していた頃の話。

 僕は18歳で高校を卒業し、理系の大学へと進学した。大学では、学部4年間、大学院2年間、計6年間過ごし、25歳に晴れて社会人デビューを果たした。

いわゆる新卒採用で夢を抱き、会社へと入社し、最初の半年間(4月〜9月まで)は研修期間を過ごし、社会人になるための基礎を磨かせてもらった。今思えば、研修期間の序盤はとてもキラキラしてた気がする。

出社の3時間前に起床し、youtubeでストレッチ動画を見ながら、ストレッチを30分ほど行う。30分ほどストレッチを行うと、目がぱっちり覚めて、次は朝食の時間である。コーヒーを淹れ、トースターでパンを焼く。パンの上にはチーズをのせ、ケチャップをぬる。簡単ピッザの完成だ。コーヒーと簡単ピッザを頬張りながら、英語系YouTuberを見ながら、英語の勉強をする。これが日々のモーニングルーティンとなっていた。あ~なんてキラキラした社会人生活だろう。(今思えば、かなり意識高くないと続かないよなw)

研修期間も2カ月が過ぎるころ...

 研修期間も2カ月が過ぎるころ、ちょうど6月に入ったあたりのころに研修内容がガラッと変わり、体力的にかなりしんどい作業をすることになった。

(どのような作業だったか…それは、皆さんの想像に任せるとしよう…)

それが3カ月程続くことになるのだが、その時の自分はそんなことお構いなしに、キラキラのモーニングルーティンを続けていたのである。ちょうど、二週間過ぎるころにはモーニングルーティンをする体力なんてなく、朝起きて出社するので精一杯になっていた気がする。土日も、遊びに行く体力も残っていなくて、普段の疲労がたまり午後まで寝るという生活をしていた。あ~、この時期から夢見ていたキラキラな社会人生活に怪しげな雲がかかり始めていたのかもしれない…

というよりも、社会人の本質に気づき始めた時期だったかもしれない。

いよいよ本配属

 そんなこんなで、何とか研修期間をのりきり本配属。

「やっと、自身が思い描いていた業務に携わることができる!よし、ここからフルスロットルでがんばるぞ!」

やはり、このころの自分はかなり意識高い系まがいの人に違いない。今の自分から俯瞰して見るとそう思う。このころ近くにいた同期たちも、僕に対して少なからずそう思っていただろう…(なんなら、そう思っていてほしい…)

締めくくり

 今回はここまで。「新社会人へ踏み出す編」とでもしておこう。とりあえず、この段階では、まだ鬱病は発症していないのだが、このころの自分が「自身に対する理想がいかに高かったか」思い出すきっかけになった。これって、鬱病になりやすい特徴のひとつらしいし、僕の本質として鬱病発症の種がかなり育っているところまでいたのかもしれない。(鬱病発症の種は誰しもが持っていると思う。それが発芽しやすい人とそうでない人がいるというだけだと思う。僕の持論ね。)

次回は「本配属編」。ここで怪しげな雲から小雨が振り出す事になるのだが、その時の意識高い系の自分はまだそんな事お構いなしに突っ走っているのである。

以上、ここまで読んでくれてありがとう。これが、あなたの特別な時間になってもらえたら嬉しい。それでは、また!

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