鬱病を発症した話「本配属編」

僕の鬱日記

「本配属編」

 この記事は、鬱病を発症した話「新社会人へ踏み出す編」の続編になっているので、よければ前回の記事にも目を通してみて欲しい。

鬱病を発症した話「新社会人へ踏み出す編」
25歳から26歳で大きな苦難にぶち当たり、そんな自分が今思っていることや今までに経験したことを記録に残しておいたら、将来見返した時に、俺ってこんなこと思ってたんだ。なんて思えるかなぁ〜と…それが将来の誕生日プレゼントになったりしたらラッキーだと思ったのだ。

配属されてはじめの業務...

 部署に本配属されて、始めの業務は部長とお話をすることになった。というのは、部署のチーム分けの参考にするということらしい。同じ部署の同期4人と僕、そして部署のお偉いさんたち、計8人くらいだったような気がする...

個室に集められ、各々の自己紹介と部署の役割、各チームがどのような業務を担っているのかについて説明を受けた。話の中で多少はやりたいことについて触れたのだが、その時に部長に言われた一言がすごく印象に残っている。

「まぁ~、話はしてもらったけど、自分がやりたいことはやれないから。それが仕事だから!」

そう言われた時は、お!と少しだけ驚いたものの、「まあそんなもんだよな…」と軽く捉えていた。というのも、

「何事もやってみて、好きになる努力をしよう。」と自分の心持ちとしてあったからだ。

これは今までの学生生活を通して、学んできたことだ。研究活動でも、バイトでも、自分が好きなことができるのはごく一部分だけで、大半のことは面倒くさいことや嫌なことが占める。そんなことに対して、いちいち「自分のやりたいことじゃないからやらない!」なんて思っていたら、物事は一向に前に進まないし、自分の成長にもつながらない。

だから、始めはつまらなくても、面白くなくても、何かしら自分が興味を持てるように工夫しながら物事に取り組もう。こう思えるように日々色々なことに取り組んできたつもりだ。だからこそ、部長のそんな一言はあまり重く受け止めなかった。

「あなたのやりたいことは何ですか?」

 一方で、就職活動時や新入社員時代には、

よく「あなたのやりたいことはなんですか?」と言葉を投げかけられる。

どれだけ、やりたいことについて考えたって、やりたいことをやれるかどうかなんて、巷でよくいう”ガチャ”みたいなもんだと思っている。つまり、運よくやりたいことができる人もいれば、めちゃくちゃ努力して夢を持って入った会社でやりたいこととはかけ離れた業務に割り振られる人も大勢いるだろう。

 だからと言って、”やりたい事”、”夢を持つ事”を否定するわけでは決してないのでご注意頂きたい。”やりたい事”、”夢を持つ事”で自身の軸をしっかり固めて、どんな困難にあったとしてもその夢に向かって何事も続けることができると思っている。長々となったが、何が言いたいかというと、

何事にもバランスが大事なのではないだろうか。

”やりたい事”、”夢を持つ事”で自分の軸を作りながらも、やりたくないことでも少しでも楽しみながら取り組む。それが大事だと思う。

 

かなり話がずれてしまったが、本配属の話に戻そう。

そんなこんなで、一週間後くらいに自分が所属するチームの発表を受け、案の定自分が行きたいと思っていたチームではなかった事を覚えている。しかし、あまりショックではなく、「よしここから頑張ってこ!」そんな気持ちだった気がする...

締めくくり

 今回はここまで。「本配属編」、如何だっただろうか。共感できるところ、いやいやそんな気持ちではダメだ。色々な人が色々な意見を持つのではないだろうか。

この時点では、まだ鬱病の影は感じられず、むしろやる気満々な自分である。

次回は、いよいよ「上司との出合い編」。乞うご期待。

以上、ここまで読んでくれてありがとう。これが、あなたの特別な時間になってもらえたら嬉しい。それでは、また!

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