「上司との出合い編」
どもども。お読み頂きありがとうございます。今回は、「上司との出合い編」ということで、以前から投稿している鬱病を発症した話の続編になるので、以下の投稿にも目を通されると、話がつながるかと思いますので、ぜひぜひ。
鬱病を発症した話第一回目「新社会人へ踏み出す編」
鬱病を発症した話第二回目「本配属編」
話合いの場はオンラインで．．．
前回より、部署に本配属され、お偉い方を含めたチーム振り分け会議に参加するお話をさせてもらった。無事所属するチームに振り分けられ、その後、自分の上司となる方とお話をすることとなった。上司とのはじめての話し合いの場はオンラインミーティング形式となった。僕は、PCに付属しているカメラで自身の顔を写し、上司側はカメラ無しでの初ミーティングとなった。この時、相手側の名前と声だけという限られた情報をもとに、上司になる人がどういう人なのだろうか…？そんなことに想像を膨らませながら、話を進めていた。僕的には、色々冗談なども交えながら話していたつもりだったのだが、なんせ相手側の表情が見えないので、笑ってくれているのかわからない状況だった。
「意外と冗談通じない人かも…」
僕がミーティングで抱いた印象はこんな感じだった。
その後、ミーティングが終わり、自分の席へと案内され、チームのメンバーに挨拶をして回った。チームの中でも、また細かく小チームに分かれており、僕が所属する事になる小チームの先輩達と初顔合わせの場で言われた言葉は、
「めちゃくちゃ忙しいから覚悟しておいて…」
その時の先輩の顔はとても疲れ切っており、何かにずっと追われているような焦りみたいな表情をしていた気がする。そんな顔を見て、「これは冗談じゃないな…」そんな事を内心思いながら、無理した笑みを浮かべ「はい…」と返事をした記憶がある…
といっても自身満々の僕は、「まぁいけるっしょ！」と軽く捉えていた。これまで、学生生活においてもかなり辛い環境で必死に頑張ってきたつもりでいたので、その点かなり自信があったのかもしれない。
僕は世間知らずな奴だった．．．
今にして思えば、まだまだ世間知らずな奴だった。
「なんでも、努力すればどうにかなるし、自分にできないことはない！」
そう思っていた。
社会に出ると、努力してもどうにもならないことなんて沢山あるし、自分でできないことだって沢山ある。仕事において、自分が一生懸命に取り組んできたことが一言で否定され、ボツになることなんて日常茶飯事で起きることである。だから、そんなことにいちいち感傷的になっていると、心へのダメージが大きいし、積もり積もって病んでしまうという結末だってある。だからこそ、感情のコントロールがうまくできるようになるまでは仕事への思い入れもそこそこにしないといけない気がする。新入社員にできることなんて限られてるし、めちゃくちゃ失敗して怒られるのが仕事になるんだから。
そこから学んで成長したところで、
徐々に自分の思い入れのある仕事に取り組んでいけばいいんじゃないか！
今は、そう思うのである。
おっと、話がずれてしまったので、上司との出会いに戻ろう。チームの人達や先輩方とお会いして、ある程度の雰囲気を掴んだところで、早速仕事に取り掛かっていくのである。
冷や汗ドバドバ！
配属されたチームでは、毎朝ミーティングを行い、業務の進捗状況を報告する。(これはどこの会社でもやるところが多いのではないだろうか。)
ミーティング初参加で、僕はかなり冷や汗をかいた。というのも、”冗談が通じないかもと思っていた上司”が、”何かに追われて焦りの表情を浮かべていた先輩”に対して、かなり怒鳴っているのだ。内容としては、上司が意図したように業務を進めることができていないらしい。
（僕は業務知識がないながらも、それだけは理解できた…）
初回のミーティングとしては、かなり重みのあるものだった。この時、なぜ先輩が焦りの表情を浮かべていたのか、少しだけ原因がわかったような気がした…
先輩に連れられて．．．
続いて、チームの先輩に連れられて、業務に関係する施設へと足を運ぶことになった。大きな建物の中には、見たことのない設備が並び、多くの人たちが業務に取り組んでいた。そこで、今後お世話になるであろう人達に軽く挨拶回りをしたのだが、そこでかけられる声は皆同じようなものだった。
僕「新入社員として、働くことになりました。これからよろしくお願いします！」
設備担当者「よろしくね♪ところでどこのチームなの？」
僕「〇〇チームの配属になりました！」
設備担当者「あ〜、あそこね…まぁ〜きついと思うけど、頑張ってね！(冷やかな笑み)」
僕「はい！頑張ります！よろしくお願いします。」
僕の心の声「また、それか…え、これはやばい所に配属されたのでは…」
こんな感じで、怪しい雲から雨が降り出したのである。ここまでくると、自身満々な僕ですら、不穏な空気を鼻で感じられるようになってきた。(今まで、花粉症で鼻が詰まっていたのだろうか…)
締めくくり
今回はここまで。「上司との出会い編」、自分の置かれた状況を薄々と感じ始めた僕。言うまでもなく、いい状況ではなさそう。鬱病になるまでは、まだまだ程遠いのだが、そうなってしまう原因は見えてきた。
次回、「環境に必死に喰らいつく編」。おそらく鬱の種が芽を出すと思う。
なんなら早よ出て来い！思ってた以上にこのシリーズ長くなってる！
乞うご期待！
以上、ここまで読んでくれてありがとう。これが、あなたの特別な時間になってもらえたら嬉しい。それでは、また！
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