鬱病を発症した話「環境に必死に喰らいつく編」

僕の鬱日記

「環境に必死に喰らいつく編」

どもども。お読み頂きありがとうございます。

 今回は、「環境に必死に喰らいつく編」ということで、以前から投稿している鬱病を発症した話の続編になるので、以下の投稿にも目を通されると、話がつながるかと思いますので、ぜひぜひ。

鬱病を発症した話第一回目「新社会人へ踏み出す編」

鬱病を発症した話「新社会人へ踏み出す編」
25歳から26歳で大きな苦難にぶち当たり、そんな自分が今思っていることや今までに経験したことを記録に残しておいたら、将来見返した時に、俺ってこんなこと思ってたんだ。なんて思えるかなぁ〜と…それが将来の誕生日プレゼントになったりしたらラッキーだと思ったのだ。

鬱病を発症した話第二回目「本配属編」

鬱病を発症した話「本配属編」
部署に本配属されて、始めの業務は部長とお話をすることになった。というのは、部署のチーム分けの参考にするということらしい。同じ部署の同期4人と僕、そして部署のお偉いさんたち、計8人くらいだったような気がする...

鬱病を発症した話第三回目「上司との出会い編」

鬱病を発症した話「上司との出合い編」
上司とのはじめての話し合いの場はオンラインミーティング形式となった。僕は、PCに付属しているカメラで自身の顔を写し、上司側はカメラ無しでの初ミーティングとなった。この時、相手側の名前と声だけという限られた情報をもとに、上司になる人がどういう人なのだろうか…?そんなことに想像を膨らませながら、話を進めていた。

朝、怒号飛び交う戦場を駆け抜ける...

 チームに配属され、挨拶回りも落ち着いた頃、本格的に業務に取り掛かっていた僕。朝一から、怒号の飛び交う緊迫感のあるミーティングから始まるのである。僕が怒られているわけではないが、いつ自分に対して白羽の矢が飛んでくるのだろう…

そんなことを思いながら、冷や汗をかくところから業務が始まる。

忍び寄る異変

 始めの方は、「積極的に質問へ行かなきゃ!」「コミュニケーションを取りに行かなきゃ!」そういう思いで、かなり積極的に話かけに行っていた僕。しかし、そんな怒号が飛び交うミーティングに毎日参加しているうちに異変が出てくるのである。

忍び寄る異変①

 チームの席はいつも固定なのだが、僕の隣に上司、その隣に先輩が2人というように、チームで島を作るような席配置になっている。そんな中で真ん中に上司がいる時は、一切雑談という雑談はなし。それどころか、仕事の話すらしにくい状況である。

(便宜上、僕、先輩、上司という呼び名にしているので注意してね★)

 

僕「先輩、この作業どのように進めていけば良いですか?」

先輩「これは〇〇して、△△して、◻︎◻︎する!そうすれば、できる!」

僕「あ、はいっ…」

アドバイスをくれる先輩、すごくありがたいのだが、僕が1聞くと70から90を教えてくれる。(なにが言いたいかというと、1から69まではわかっている前提で、70から90まではノンストップで話をしてくれる。91から100までは定かではない...先輩も悩んでいる様子。)となると、メモを取ることに精一杯になり、一度持ち帰って内容を整理し、もう一度、

僕「ここはこういう認識であっていますか?」

先輩「そうそう。それで〇〇して、△△して、そうすればできる!」

僕「あ、はいっ…」

隣の上司「先輩!お前それは違うだろ!教えてることが全然違う!そもそも、その業務はお前ができるだろ!そんなことを僕に頼むな!」

先輩「はい!?…」

僕「えーと…この業務は続けた方がいいですか?」

先輩「いや、いいよ。今は待機しといて。」

 

この一連の流れを数回繰り返すと、仕事の話ですら、声をかけずらい状況に陥ってしまった。ここで僕の心境としては、

「自分から行って分からないところを聞きに行かないと…でも、先輩に聞きに行くことで、嫌な顔されるんじゃないか…また上司が怒ってくるんじゃないか…あーどうしよう…」

こんな感じで、実際には起こっていない不安要素を並べて、質問に行くことへ躊躇するようになっていた。そんな中で雑談なんてもっての他だった。上司が早めに帰宅することになり、席を離すと、賑やかになる島とその周辺。こんな感じで、上司がいる時の緊迫感といない時の安心感で、謎な感情の波にのまれるのである。

忍び寄る異変②

 1ヶ月程が経つと本格的な業務へ同行することも増えてきており、上司からふと声をかけられた。

 

上司「僕君、明日出勤できる?」

僕「えっ?、明日ですか?すみません明日は予定があります。申し訳ないです。」

上司「ん?それは出勤無理ってこと?」

僕「はい。申し訳ありません。」

上司「ん…じゃあいいよ…!」

僕「はい…」

 

この時、僕には

「上司がすごく不機嫌そうな顔になった。」

そう見えていた。

ちなみに、会話上の話で言う明日は休日だったので、本当に予定を入れており、出勤することは難しかった。でも、休日出勤やるのも社会人としてはあるあるだよな。休んでしまって申し訳ない。そういう後悔に苛まれながら、休日を過ごしていた。

翌週になり、上司に呼ばれると、

 

上司「僕君!この業務、明後日の水曜日に1人で回して!、君が休日に休んだ分、先輩の方は有給取らせるから!」

僕「あ、はい…」

 

ここで頼まれた業務は、まだ先輩の同行をしたくらいで、自分で回せるかどうか不安しかない状況だったのだが、自分が休んだ分頑張ろう!という気持ちで返事をしたのを覚えている。結局、不安とは裏腹にその業務はどうにかなった。

その日を境に、休日出勤の頻度は増していくのである。

忍び寄る異変③

 配属から2、3ヶ月が過ぎた頃、業務時間が長くなっていき、帰宅するのが22:30〜23:00頃になることが増えていた。新入社員ということで、会社が用意してくれた家に住んでいたのだが、その家がなんと通勤に電車で1時間半くらいの距離にあったため、朝の出勤も7:00になっていた。

23:00頃に家に着くと、

風呂に入って、

ご飯を食べて、

ベッドに入る

という一連の作業を焦りながらこなす必要がある。僕の身体的特徴として、睡眠時間は7時間取らないと次の日に響くからだ。

そうなると、お風呂でもご飯の時間ですらゆっくりすることはできず、ベッドに入って数分間のYouTubeがわずかな憩いの時間になっていた。朝6:00に目覚ましをかけ、疲労のたまった体を無理やり起こし、出勤の準備をするのである。あのキラキラな社会人生活なんて見る姿すらなかった。

(キラキラな社会人生活とは!?と思った方、下の記事から読むと話がつながるかと。)

鬱病を発症した話「新社会人へ踏み出す編」
25歳から26歳で大きな苦難にぶち当たり、そんな自分が今思っていることや今までに経験したことを記録に残しておいたら、将来見返した時に、俺ってこんなこと思ってたんだ。なんて思えるかなぁ〜と…それが将来の誕生日プレゼントになったりしたらラッキーだと思ったのだ。

朝のストレッチなんてやる気力もなく、眠い目をこすりながら焼いていないパンを食べることで精一杯になっていた。チーズをのっけたピッザ風食パンやコーヒーなんて作る余裕もなく、YouTubeで英語系YouTuberなんて見ることもできなかった。なんなら見ることに嫌気がさしていた気がする。

というのも、疲れ過ぎて頭を使うことが億劫になっていたのだ。だから、朝はできるだけなにも考えないような環境で過ごしていた。

締めくくり

こんな感じで、平日は家に帰って寝るだけの生活をし、休日出勤も結構な頻度で続くことになるのだが、僕はこんな環境において、自分の成長のためと必死に喰らいついていたのであった。

今日はここまで。いっきに急転回になってきた(ゾクゾク)。書きながら、その時のことを鮮明に思い出してしまって、また冷や汗が止まらなくなってきました...

やっと鬱病の種が芽吹いてきましたね。(意図的に芽吹かせた感は否めないけど...)

次回どうしましょうか...「眠れない森のおじさん」とでもしておきましょう...w

乞うご期待!

以上、ここまで読んでくれてありがとう。これが、あなたの特別な時間になってもらえたら嬉しい。それでは、また!

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