鬱病を発症した話➆「鏡に映った鬱の僕」

僕の鬱日記

鬱病を発症した話 第七話

 どもども。お読み頂きありがとうございます。今回は、「鏡に映った鬱の僕」ということで、以前から投稿している鬱病を発症した話の続編になるので、以下の投稿にも目を通されると、話がつながるかと思いますので、ぜひぜひ。

鬱病を発症した話

第一話

「新社会人へ踏み出す編」

鬱病を発症した話「新社会人へ踏み出す編」
25歳から26歳で大きな苦難にぶち当たり、そんな自分が今思っていることや今までに経験したことを記録に残しておいたら、将来見返した時に、俺ってこんなこと思ってたんだ。なんて思えるかなぁ〜と…それが将来の誕生日プレゼントになったりしたらラッキーだと思ったのだ。

第二話

「本配属編」

鬱病を発症した話「本配属編」
部署に本配属されて、始めの業務は部長とお話をすることになった。というのは、部署のチーム分けの参考にするということらしい。同じ部署の同期4人と僕、そして部署のお偉いさんたち、計8人くらいだったような気がする...

第三話

「上司との出会い編」

鬱病を発症した話「上司との出合い編」
上司とのはじめての話し合いの場はオンラインミーティング形式となった。僕は、PCに付属しているカメラで自身の顔を写し、上司側はカメラ無しでの初ミーティングとなった。この時、相手側の名前と声だけという限られた情報をもとに、上司になる人がどういう人なのだろうか…?そんなことに想像を膨らませながら、話を進めていた。

第四話

「環境に必死に喰らいつく編」

鬱病を発症した話「環境に必死に喰らいつく編」
チームに配属され、挨拶回りも落ち着いた頃、本格的に業務に取り掛かっていた僕。朝一から、怒号の飛び交う緊迫感のあるミーティングから始まるのである。

スピンオフ➀

「番外編」

鬱病を発症した話「番外編」
僕の心の声「いいなぁ〜。あの人達みたいにキラキラの社会人生活送りたいなぁ〜…俺も同じ新入社員のはずなのに、なんでこんなにきついんだろう…」 そんな気持ちを抱きながら、共同の風呂場へと足を運ぶ。そこには、笑顔で今後の夢を語る人もいれば、今の現状に不満を言っている人もいた。そんな話を小耳に挟む僕である。

第五話

「眠れぬ森のおじさん編」

鬱病を発症した話➄「眠れぬ森のおじさん編」
残業と休日出勤が増え、周囲の環境への緊張感を抱えながら、必死に喰らいついていた僕。ある時、上司からデータまとめの業務を依頼されて、朝から取り掛かっていた。

第六話

「続 眠れぬ森のおじさん:眠れるキスを求めて」

鬱病を発症した話➅「続 眠れぬ森のおじさん:眠れるキスを求めて」
以前として眠れない日々を過ごしていた僕。この時、人間の体の不思議に触れた気がする。毎日、夜の3:00きっかりに目を覚ますのである。

襲い掛かる不調...

 上司に眠れないことを打ち明け、予想外の返答にショックを受けてしまった僕、この頃から体調は一段と悪くなる一方だった。具体的には、常に動悸が激しく、胸の奥には筋肉痛のような痛みがあった。また、手の震え目の焦点が合わずに、エクセルの数値が読めない現象が起こっていた。

(このブログのタイトルにもある通り、26歳を迎えた僕。まだ老眼には程遠い年かと…)

加えて、めまいもしており、

僕の心の声)「ここで倒れたら、この辛い状況をどうにかできる。」

本気でそう思っていた。かなり鬱の症状が出ている中、部長が話しかけてくれる機会があった。

(この部長さんは、この話の始めの方で登場した方で「自分がやりたいことはやれないから。それが仕事だから」この印象的な言葉を放った部長さんである。)

部長)「よぉ!元気か?僕君痩せた?おいおい、背中も曲がってるぞ!?」

僕)「あっ、はい。痩せましたね…」

部長)「そうか、ちょっと時間ある?少しだけ話そうや!」

僕)「あっ、はい。」

そう言われて、誰もいない奥の個室へといざなわれた。細かな内容は省くが、かなり体調が悪そうに見えていたらしく、声をかけてくれたらしい。そこで、今自分が眠れていないことや、業務に集中できていないことなどを打ち明けた。今、自分はとてもキツイ状況であると…

部長)「そうだったのか。気づくのが遅くなって申し訳ない。それが今すぐに解決できるわけではないけど、また相談の場を設けよう。」

僕)「はい。ご迷惑かけて申し訳ありません。よろしくお願いします。」

自分の状況を打ち明けられたことにホッとしたのと同時に目頭が熱くなっていたが、部長を目の前に泣くことへの恥じらいがあり、グッと抑えた。

部長)「今度飲みにでもいこう!」

突然の誘いに戸惑ったが、そこは「ぜひ!」そう言った覚えがある。結局、部長が忙しいということと、コロナ禍という状況が重なり、飲みに行くことは未だに叶っていない…

鏡に映った鬱の僕

話が終わり、個室をあとにした僕。涙を必死に堪えていたということもあり、すぐにお手洗いへと向かった。手洗い場へと足を運び、鏡に目を移しその場で立ち尽くした。

僕の心の声)「こりゃ、部長も話しかけてくるわけだ!」

眠れないことで目の下のくまがひどかったことと、涙を堪えていたことによる目頭の膨れが重なり、れっきとしたパンダになっていたのである。また、当時食欲も一気に低下していたこともあり、人が気づくぐらい体重も減っていた。食事をしても、全然味を感じないのである。味のない食事ほど億劫なことはなく、家に帰れば風呂に入り何も食べずに寝ることも多くなっていた。鏡に映るそんな自分を見て、すごく悲しくなったことは今でも鮮明に覚えている。

 僕はこの話の裏側で所属の部署とは関係のない方にも助けを求めていた。というのも、同じ部署の人には相談しやすい相手が見つからなかったので、新人研修の際にお世話になった方に直接連絡をとり、助けを求めていたのである。この方にも、眠れない状況になっていること、今の環境についていくことに必死でかなり辛いということ、などを伝えて、どうにか解決する方法はないかと相談をしていた。結果としては、上司、部長、グループ長、そして僕を交えて相談の場を設けてもらえることになった。

僕の中では、チームの方や部署の方に今の状況を伝えることへの抵抗感がどうしてもあり、部署以外の方に助けを求めていたのだが、やはり今の状況を解決しようとなると、上司、部長、グループ長に相談するべきだという結論に至った。(今、冷静になって考えると、どう考えてもその通りである…でも、あの当時はどうしても、部署周辺の方には相談できないと思い込んでしまっていた。)

なぜそう思っていたのか?気になる方は、第六話を読んでみて下さい。少しだけ、その思いに至った背景が伝わると嬉しいです。

第六話 「続 眠れぬ森のおじさん:眠れるキスを求めて」

鬱病を発症した話➅「続 眠れぬ森のおじさん:眠れるキスを求めて」
以前として眠れない日々を過ごしていた僕。この時、人間の体の不思議に触れた気がする。毎日、夜の3:00きっかりに目を覚ますのである。

締めくくり

 今回はここまで。中途半端なところで終わってしまって申し訳ないです。ここから上司、部長、グループ長、僕の4人で円卓会議が始まるのである。次回「円卓会議:部署三銃士を目前に!」。乞うご期待!

ところで、この時点ではかなり精神的、身体的にハードモードになっていました。体の異変について軽くまとめると、

・動悸

・胸の奥の筋肉痛のような痛み

・手の震え

・目の焦点が合わない

・めまい

・頭痛

・吐き気

・激しい食欲低下

・味覚低下

・耳鳴り

・不眠

・息苦しさ

等々が出ておりました。今考えると、かなりハードモードかと…w

 今、お読みの方で苦しんでいる方は本当に辛いかと思います。是非、病院へ行ってみることを検討してみてください。「それは障壁があるよ...」という方は、周りの相談しやすい方に相談してみてください。悩みがある場合は下のコメント欄で共有してみるのも一つの手かもしれないです。あなたは1人じゃないので、大丈夫です。絶対誰か手を差し伸べてくれる人がいると思います。

なので、少しだけ前に進んでみましょう!

僕も現在、休職中で色々な不安と戦っていますが、周囲の助けもあり、どうにか生きてます。なので、助けを求めてみましょう。案外どうにかなるもんですよ!

自分と同じ境遇の方に寄り添いたいという気持ちで、かなり熱く語ってしまいましたw

これが、誰かの救いになれば、とても嬉しいです!!

以上、ここまで読んでくれてありがとう。これが、あなたの特別な時間になってもらえたら嬉しい。それでは、また!

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